お父様がお亡くなりになり、残されたお母様の今後の生活(施設への入所など)を第一に考えて、子どもたちが「自分たちは何もいらないから、すべて母に相続してほしい」と合意されるケースはよくあります。
今回は、ご家族の円満な合意のもと、多岐にわたる相続手続きから、最終的な自宅不動産の売却までを当事務所で一括サポートさせていただいた事例をご紹介します。
ご相談内容 お父様がお亡くなりになり、長男(ご依頼者)から相続手続きのご相談をお受けしました。相続人は、お母様と子ども3人(長男・次男・三男)です。
遺産の内容とご家族の希望 遺産は、ご実家の土地建物のほか、田舎の山林26筆、金融機関2社、自動車1台と多岐にわたりました。 お母様は今後施設へ入所される予定であったため、子どもたち全員が「遺産はすべて母に相続させる」という内容で快く合意されていました。また、施設の入所費用を捻出するために、お母様の名義に変更した後は「実家の自宅不動産を売却したい」というご要望もお持ちでした。
被相続人:父(すでに他界) ∥ 母(すべての遺産を相続/施設へ入所予定) │ ├─ 長男(ご依頼者) ├─ 次男(合意済み) └─ 三男(合意済み)
遺産の種類が多く、ご家族だけで各機関の手続きを進めるのは非常に大変な状況でした。当事務所が窓口となり、以下の手続きを一括で行いました。
・不動産の漏れ調査:お客様からいただいた資料だけでなく、役所にて名寄帳等を取得し、未申告の山林や道路の持分などに漏れがないか正確に調査しました。
・不動産の相続登記:遠方の山林を含むすべての不動産について、全国対応で名義変更(相続登記)を申請しました。
・金融機関の解約・送金:2社の金融機関について残高調査から解約手続きまでを代行し、お母様の口座へ遺産を送金しました。
・専門家の手配:自動車の名義変更については、提携する行政書士を手配し、スムーズに手続きを完了させました。
当事務所のサポートは、名義変更が終わって完了ではありません。ご要望であった「自宅の売却」に向けて、信頼できる不動産会社をご紹介させていただきました。
さらに不動産の売却手続き(決済)の際、お母様はすでに施設へ入所されており、外出が難しい状態でした。そこで、司法書士が直接施設へお伺いしてご本人確認や意思確認の面談を行い、無理なく安全に売却手続きを完了させることができました。
専門家がワンストップで関わるメリット
子どもたち全員が納得している円満な相続であっても、手続きの多さや不動産の売却が絡むと、ご家族にかかる負担は計り知れません。当事務所を窓口にしていただくことで、他士業や不動産会社との連携もスムーズに進み、お客様には大変ご満足いただくことができました。
相続手続きから不動産の売却・処分まで見据えたサポートをご希望の方は、川西市・宝塚市周辺の瀬戸司法書士事務所へぜひご相談ください。
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